アシュタンガヨガと怪我

アシュタンガヨガでは「怪我が多い」とよく言われます。

ただ実際には、「怪我」ではなく、「痛みが出ることが多い」だと理解しています。


どんな痛みが多いのか?人によって様々だと思います。

自分の経験で言えば、手首の痛み、ハムストリングの痛み、股関節の痛み、肩の痛み、膝の痛み、肘の痛み、強いて言うなら筋肉痛がありました。


え、ヨガって体を健康に保つものではないの?ヨガで痛み(怪我)なんてありえない。

そう思ったあなた!その通りです。私もそうでした。


怪我が多いと聞いていた中、始めた理由は「面白そうだったから」。

そして私は絶対に怪我しないぞ!と思っていました。

が、痛みはやっぱり出てきました(笑)


痛みが出ることがわかっている中、なぜ今も続けているのか?

やっぱり「面白いから」。

体の些細な使い方で痛みが軽減したり、これまでできなかったことができるようになったり。

また呼吸がより深く入るようになって、これまで以上に集中できる感覚を味わえたり。

そんなところが面白いと思っています。


体の痛みにどう向き合っているのか?

まずは、その部分に負荷をかけないようにしつつ、練習は行います。

並行して、痛みが出ないようにするためにはどういう動作がいいのかも練習の中で追及していきます。

ただ、自主練を継続すると余計に痛む可能性があるので、痛みがあるときは、先生に練習を見てもらうのが一番です。

普段の癖を先生に見ぬいてもらい、アドバイスをいただくことで、痛みが大幅に改善することがあります。

それでも改善しなければ、整体に行きましょう。

痛みは完全悪ではなく、乗り越えることで新しい発見や、新しい境地にたどり着くことができます。(ただ、痛いのは基本”悪”で痛み=Goodではないと思います。が、完全に"悪"ではなく、悪とちょいと良い側面があるという意味です。そのちょいと良い側面にアシュタンガヨガではフォーカスを当てています)


私の経験をお伝えすると半年ぐらい左膝裏がずっと痛く、前屈ができませんでした。

先生にも相談しても改善せず、整体に行きました。

その時に整体の先生から「それは柔軟性を出すための痛み。大体半年ぐらい痛いよ。正常な反応だね」と言われて、目からうろこでした。

柔軟性のUPのために筋肉の痛みが必要なんだ!!

その整体に行った後、痛みがすっかりなくなり、前屈が負担なく行えるようになりました。


結論としては、

アシュタンガヨガの練習においては痛みが出やすいです。

ただ痛み=完全悪ではなく、痛みを乗り越えることで新しい発見があり楽しくなります!


ヨガ四日市 SAI

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