アシュタンガヨガにおける先生と生徒さんの「信頼」
先日、とある著名な先生が信頼について話されていました。
長年、通われていた方もある日何も言わず突然いなくなる。
一言言ってくれたら嬉しい、と。
私は生徒側の気持ちとして何も言わず去っていく気持ちがわかる気がします。
例えば、
- 自分が体調を崩していて復活するつもり。復活するので特に言わなくてもいいっか。
- お金を払って体を動かすために来ているのだから、続けるのもやめるのも私の自由。
- 先生の方針と合わなくなってきたし、別の先生のところに通おう
こんな気持ちが生徒さんにはあったかもしれません。
ただ、ここには「生徒さんから先生への信頼」はないですよね。
あくまで自分の目的があってそのシャラに来ていて、目的が果たせなくなったから自分都合でやめる。
他のフィットネスだとあたり前のことなのですが、アシュタンガヨガは先生自身も他のフィットネス業界とは違うと感じています。
それは「生徒への熱い愛」があること。
ビジネスの一環として教えている側面もあるかと思いますが、先生の生徒への愛が断然大きい。
先生も愛を注ぐからこそ、生徒からの愛(や信頼)を求めるように感じます。
が、生徒さんはどちらかというと他の業界と同じく、あくまでビジネスと割り切っていることが多いと感じます。(私もそうでした)
生徒が先生の愛に気づいていない。
そんなケースが多々あるのではないか?と思います。
アシュタンガヨガの先生は生徒への熱い愛があって、割とドンとなんでも受け入れてくれます。
もしあなたがこれを読んで「先生のこと、そういえば信頼できていなかったな」と感じたならば、是非自分の中の秘めた思いを打ち明けてみて下さい。
アシュタンガヨガはドライな関係ではなく、案外ウェットな関係です。
それも友達間でワイワイするものではなく、生徒は先生を信頼し、先生は生徒を信頼し、互いに成長させていくような関係です。
ある程度プラクティスを積んでくると、先生に対する信頼がないと続けられなくなってきます。
怖いかもしれませんが、あなたの先生を"信頼"してみませんか?
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